お知らせ
時評欄(15)池上惇「‘さなぶり’の登場と気仙・住田学舎」(2019年6月13日)
今日、6月13日(木)、ふるさと創生大学の基軸の方から、ご連絡があった。そのなかに、岩手県気仙郡住田町上有住五葉地区の方々が、同地区土倉の、ふるさと創生大学学舎で「さなぶり」を催されたとのお知らせがあった。
さなぶり=早苗饗
この言葉は、岩波の広辞苑によると、「さなぶり」;「サノボリ」(早上り=早苗を植え終わる;引用者)の転。田植えを終えた祝い。夏の季語。とある。最近、先覚に勧められて、俳句に入門しているので、一句読んでみた。
古民家に 早苗饗栄えて 初夏の風
古民家が 地域の核にと 生き返る
良き米を 隣家のよしみで 農作業
秋晴れの 収穫の日を また、ここで
まだ、駆け出しだすので、お許しを。
では、「早苗饗(さなぶり)」 の由来を本文で。(池上惇・©Jun Ikegami 2019)